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急になる?犬の認知症に備えるために

長生きをした証でもある認知症の発症ですが、飼い主にとって、愛犬には健やかに負担の無い長生きをしてもらうということが理想なのではないでしょうか。

そのためにも、認知症の兆候が表れ始めたらすぐに対処してあげたい飼い主も多いと思います。

認知症は急に症状が現れるのか、どんなことが始まりなのかご存知ですか?

本記事で詳しく説明していくので、ぜひ参考にしてくださいね。

愛犬がシニア期を迎えたら

犬の認知症は、加齢に伴う脳の変化によって問題行動が現れます。

犬のシニア期は小型犬であればだいたい7歳くらい、大型犬であれば大体5歳くらいからと言われています。

このくらいから、いわゆる老化と呼ばれる体や行動の変化が見られることが多いでしょう。

体の変化に関しては、筋力の低下や視覚や聴覚などの五感の変化が見られる場合が多いです。

行動の変化は認知症の行動変化にもつながりますが、寝ている時間が増えたり、攻撃性の変化、食欲の変化などが気付きやすいものとして挙げられます。

これらの変化に気付き、愛犬が負担に感じないよう、生活スタイルの見直しなども併せて行ってあげられると理想的です。

犬の認知症は急になる?気を付けたい変化

犬の認知症の変化は急に起こるわけではありません。小さな変化が少しずつ現れ始めます。

特に気付きやすい変化について挙げさせていただきます。

見当識能力の低下

見当識障害とは自分のいる場所がわからなくなったり、障害物を避けられない、知っている人がわからないなどの異常を指します。

部屋の壁に向かって頭をくっつけた状態で動けなくなっていたり、同じ場所をぐるぐる歩くなどの変化に気付く飼い主さんが多いです。

攻撃性

急に攻撃性を示すようになることもあります。

自分以外の人や動物などの相互関係の意識の障害や興奮により攻撃性が増す場合もあるでしょう。

認知症以外でも高齢になり、変形性関節症などで日常的に痛みがあることで、いらだちなどから攻撃性が増す場合もあるので、攻撃性がましたからといって認知症に直結させてはいけません。

まずは変化に気付いたら、かかりつけの先生に相談してみましょう。

夜鳴き

飼い主さんの生活への負担にもなる要素であるため、気づいて動物病院で相談をしたことのある飼い主さんも多いのではないでしょうか。

不安などで夜鳴きをしている場合、睡眠サイクルの変化によって夜鳴きをしている場合など、原因はいくつか考えられます。

寝て欲しいあまりに睡眠剤を求めてしまいがちですが、人間の薬を処方無しに使用してはいけません。

夜鳴きの原因に応じた対処が必要です。

お困りの場合は、まずはかかりつけの先生に相談してみましょう。

老いを少しでも遅くできるようとりたい成分

認知症は不可逆な脳の変化であるため、認知症という診断がついた後に根治することは不可能です。

少しでも脳が若く健康でいられるよう、有意義とされている予防策をしてみるのも良いでしょう。

DHAやEPA

DHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)は不飽和脂肪酸と呼ばれ、魚の油に多く含まれる成分です。

抗炎症作用、心臓や腎臓の保護などに加えて、脳の認知機能に関与することが報告されています。

予防として、若く健康な頃から摂取することも有意義ですが、認知症と診断された後も、摂取することが有意義とされています。

ポリフェノールやビタミンなどの抗酸化物質

老化は、体内で活性酸素という有害な物質が増えていくことで細胞にダメージが与えられ、機能の低下などが起こるとされています。

この活性酸素によるダメージを減らし、より若々しい体を維持するのに有意義と言われているのが抗酸化物質です。

ポリフェノールやビタミンのうちのビタミンEやビタミンCなどは人間でも抗酸化物質として取り上げられることが多いので、知っている方も多いのではないでしょうか。

これらの抗酸化物質が含まれるサプリメントやドッグフードを摂取することで、より若々しく健康な体の維持につなげられるでしょう。

まとめ

認知症というと、病気をイメージしてしまいがちですが、認知症は老化に伴い体の中で起こる変化の一つです。

どんなに健康な子でも、いずれ老いる日はやってきます。

後悔の無いよう、少しずつ変化する愛犬の変化に注意しておくことで、認知症の始まりにも気付くことが出来、いちはやく対処して負担を軽減させてあげられるでしょう。