お役立ち情報

犬の認知症って治せるの?問題行動を緩和させる方法とは

犬 認知症 治った

犬の認知症は、加齢とともにおこる脳の変化によって起こる認知障害のことを指します。

夜眠らずにずっと吠えているようになったり、飼い主さんを攻撃するようになってしまったり、ずっと部屋の中を徘徊するようになったりというのがわかりやすい変化として現れる傾向があります。

認知症とわかって治った例はあるのでしょうか?治療方法はあるのでしょうか?

今回は犬の認知症が治るのかどうか、見ていきましょう。

犬の認知症と診断された

行動変化に気づいた場合、どんなことをして認知症であると診断されるのでしょうか。

まず、全身状態を把握したうえで、疑わしい病気ではないことを検査などで除外して、病気が原因ではないことを証明します。

行動変化に関しても、認知症の特有と言われる行動変化がどの程度該当するかということも診断する決め手になるため、普段からの行動変化について観察しておきましょう。

また、実は行動変化がなにかの病気のSOSサインである可能性もあります。

認知症と自分で決めつけずに、まずは受診することを心がけましょう。

認知症が治った?治療はあるの?

根治は不可能

認知症であった場合、加齢に伴う脳の変化が原因となります。

この変化はもとに戻ることはなく、薬などを用いて根本から治すことはできません。

そのためにも、少しでも脳の変化が起こりにくいように、中高齢に差し掛かる段階で脳に良いとされるDHAなどの成分を取り入れることは予防策として良いとされています。

認知症であることが診断されてからも摂取することで、進行を遅らせるなど効果が期待できるという説もあります。

症状のための治療

認知症の根治は難しいものの、症状を緩和させることが期待できるとされている治療薬はいくつかあります。

ただし、薬への反応は個体差もあるため、必ずしも投薬が最善の方法ではない場合もあります

併用の禁忌や覚醒などの投与による問題なども起こり得る薬であることも多いので、使用する際に愛犬が使用可能か、体への負担の有無などを含め、かかりつけの先生ときちんと相談しながら処方してもらいましょう。

それぞれの問題緩和のための補助的な治療

認知症になると、不安や不眠などの問題が起こり、鳴き続けたりずっと眠れないことで、体力を消耗してしまうケースも多いです。

飼い主がつきっきりで介護をしなければならなくなり、負担が増えてしまうことも、起こり得るトラブルの一つと言えるでしょう。

それらを緩和するために、不安や不眠などそれぞれの症状に応じた薬を使用する場合もあります。

愛犬が消耗していそうだったり、飼い主さんの生活への負担が大きくなっているようであればかかりつけの先生に相談をしてみることをおすすめします。

症状を緩和させるための環境のケア

認知症による、行動変化に伴う問題の解決方法はお薬だけではありません。

生活環境や生活スタイルの見直しによって緩和される場合もあります。

不安に関して、寝る場所を変えてみたり散歩をする時間帯や時間を調整してみたり、徘徊をするようであれば、円形のサークルを用いて安全に室内でずっと歩き回れるようにしたり、出来る工夫はケースに応じて様々です。

いろいろ考えられる対策を試してみても良いでしょう。

治った?このケアでどこまで緩和される?

認知症は治るのかどうかということは、一番気になる問題だと思います。

認知症のような行動が見られて、実際に検査などをしてみたところ、他の病気からくる問題行動だった場合は治ったというケースもあるでしょう。

認知症の場合、治ることはなく、症状を緩和するために投薬をしても、完全に問題行動が改善されるということも難しい場合が多いです。

ただし、認知症による問題行動が愛犬の体力                       消耗や飼い主への負担になってしまっていてはよくありません。

効果があまり見られない場合も、投薬する薬の種類を変えるなど、対処できる方法は考えられる可能性が高いです。

まとめ

認知症は長生きをしてくれている証拠でもありますが、実際に行動変化が起こると体力の消耗も飼い主の生活への負担も起こり得る問題になることも多いです。

根治も出来ず、対策も試行錯誤になることが多い為、悩む飼い主の方も多いでしょう。

そんなときに、かかりつけの動物病院の先生な相談できる専門家がいるだけで、精神的な負荷は軽減できる可能性が高いです。

小さな変化や困ったことも、相談できるアドバイザーを見付けると、高齢の愛犬との生活もより充実したものになるでしょう。