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犬の認知症テストとは⁉診断基準や初期治療法はあるの?

犬 認知症テスト

大切な愛犬が認知症にかかった場合、適切な認知症を診断するチェックシートなるものはあるのでしょうか?

犬の認知症テストの種類は?

犬の認知症を診断する基準として、「100点法」や「10項目のチェックシート」「DISHAA」という方法があります。

それでは、もう少し詳しく各方法について見ていきましょう!

①100点法

大まかなチェック項目が10種類あり、各項目の点数をプラスしていき、総合で何点になるかにより判断する方法です。

総合点が30点以下だと「老犬」、31点以上49点以下だと「痴呆予備犬」、50点以上だと「痴呆犬」と診断されます。

②10項目のチェックシート

この方法は、普段から簡単に家庭でもチェックできる方法なので、当てはまる項目が見つかった場合はすみやかに獣医さんに相談するようにしてください。

では、どのような項目があるのか見ていきましょう!

・頭が壁に当たっているの気づかずそのままでいる
・狭い場所に入り、後ずさり出来ず、そのまま出られない
・部屋の中を同じ方向にグルグル回る
・生活リズムが乱れ、昼夜逆転している
・名前を呼んでも反応しない
・指示を出しても無反応
・今まで関心を持っていたことに無関心になる
・よく物にぶつかるようになる
・夜鳴きをするようになる
・食欲はあるのに痩せていく

③DISHAA

この方法は、大まかに6項目に分かれており、さらに細かく各項目について程度に合わせ、0~3の数字を書き込んでいく方法です。

こちらでは、総合得点が4~15点なら軽度、16~33点なら中等度、33点以上は重度と判断されます。

いずれの方法にしても、日ごろから犬とたくさん触れ合い、もし少しの変化が見られたら、その様子を動画に取るようにし、動画と共に獣医さんに相談に行き、さまざまな検査もあわせ、総合的に判断してもらうことをおすすめします。

犬の認知症の治療法は?

残念ながら、まだ確実に治療できる有効な治療方法は存在しませんが、症状の進行を少しでも遅らせたり、苦痛を緩和させたりする方法はあります。

では、認知症に有効な食事療法や症状を緩和させるための方法について見ていきましょう!

①認知症に有効な食事療法

認知症を患った犬の血液を調べてみると、魚由来の成分が減少していることが研究結果によりわかっています。

では具体的に、どのような成分に気を付けて犬にご飯を与えたらいいのでしょう?

・DHA(ドコサヘキサエン酸)
・EPA(エイコサペンタエン酸)
・αリノレン酸

上記に示した成分は、「不飽和脂肪」の一つの「オメガ3脂肪酸」と呼ばれるもので、魚や植物系の食べ物に多く含まれますが、体内で作り出すことができない成分のため、食べ物で積極的に補充するしかありません。

それでは、各成分について少し詳しく見ていきましょう!

①DHA

イワシやアジ、イワシなどの背の青い魚に多く含まれる成分です。

脳の活性化や神経細胞の修復に役立つといわれています。

②EPA

こちらも先ほどのDHA同様、背の青い魚に多く含まれている成分です。

アドレナリンやドーパミンなどを生み出し、脳の神経の働きを活性化させる効果があるため、脳に情報をスムーズに伝え、受け取る機能が高められるといわれています。

③αリノレン酸

えごまや亜麻仁油、くるみ、緑黄色野菜などに多く含まれる成分です。

神経細胞の膜を柔軟にし、脳の機能をサポートする働きがあると考えられています。

②認知症の症状を緩和させる方法

認知症の症状は、脳の病気や異変によって、体内の血流が悪くなり起こるといわれています。

そんな認知症を患ってしまった犬の症状を少しでも緩和させるために、飼い主さんはどのようなことを行えばいいのでしょう?

・生活リズムを戻すために日光浴と十分な運動をさせる
・スキンシップを十分にとる
・さまざまな刺激を与える

それでは各項目について見ていきましょう!

①生活リズムを戻すために日光浴と十分な運動をさせる

認知症を患った犬は昼夜逆転が起こりやすくなるため、日中はしっかり運動をさせ、夜に睡眠が取りやすくなるように飼い主さんが調整することが大切です。

また、犬も人間と同じで、朝日を浴び、程よく日光浴をすることで、体内でビタミンが作られたり、気分転換が出来たり、体内時計が整ったりなど良いことづくめなので、積極的に取り入れることをおすすめします。

運動のポイントは、しっかり筋肉を動かせる時間を作ることが大切です。

お散歩やボール遊びなどをうまく取り入れ、犬との楽しい時間を過ごしてみてくださいね!

②スキンシップを十分にとる

犬は飼い主さんに体に触れてもらったり、話しかけてもらったり、ブラッシングしてもらったりするのが大好きです。

ブラッシングすることにより、全身の血流が良くなるばかりではなく、腫瘍などの早期発見にも役立ちます。

毎日、犬とスキンシップやコミュニケーションを心がけてくださいね!

③さまざまな刺激を与える

同じ環境で単調な生活をしていると、少しずつ認知症が進行する傾向が強いため、なるべく散歩に連れ出し、外部からの刺激を与えるようにしてください。

さまざまなコースを一緒に散歩したり、散歩時間を変えることで、犬のみならず飼い主さんもいろいろな発見や気分転換ができ、いつもとは違った発見があるかもしれませんね!

まとめ

犬の認知症テストは、「100点法」がよく使われます。

犬が認知症にならないために、飼い主さんの心がけとして以下のポイントが挙げられます。

・背の青い魚に含まれている成分を摂取させる
・日光浴や日中に十分な運動をさせる
・スキンシップを十分にとる
・外部の様々な刺激を与える

これらのことを心掛け、家族の一員である愛犬と一緒に、素敵なペットライフを送ってくださいね!