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【犬の高齢化】シニア犬の痴呆と対処法について解説!

近年、犬の高齢化が進み、いわゆる「老犬」になるまで長生きをする犬が増えてきました。

長寿化した犬の介護や痴呆の問題、また社会が犬を「家族の一員」と考えるようになった時代背景から以前は「老犬」と呼んでいた高齢の犬のことを、ここ最近では「シニア犬」と呼ぶようになりました。

少しずつ定着してきたこの「シニア犬」という呼び名は「年老いた犬」という意味合いが強い「老犬」よりも、「飼い主による介護やケアが必要な高齢の犬」としての意味合いが強いようです。

今回は、シニア犬とシニア犬の痴呆症(認知症)について解説していきます。

何歳からがシニア犬?

まずはじめに、何歳からが犬はシニア犬になるのでしょうか。

犬種や大きさにより異なりますが、現在はだいたい7歳から8歳以上の犬のことをシニア犬と呼びます。

人間年齢と照らし合わせてみると、犬年齢8歳の大型のシニア犬が人間年齢で60歳くらいで、小型、中型のシニア犬の場合は人間年齢で50歳くらいになります。

意外と知られていませんが、犬の人間年齢を算出するための計算式がいくつかあり、その中でも最も一般的でシンプルなのが「犬の年齢×7」という計算式です。

読んで字の如くですが、犬の年齢に7を掛けるだけで人間年齢を算出することができます。

例えば、犬年齢が1歳であれば人間年齢にすると7歳で、犬年齢が3歳であれば人間年齢は21歳になります。

この計算式の他にも「24+(犬の年齢−2年)×4」や「16(犬の年齢)+31」などの計算式がありますが、この計算式と比べると少し複雑です。

シニア犬になったらどうなるの?

人間と同じように犬もシニア犬になると、運動能力や体力、視力、聴力などの低下が見られるようになります。

若い頃よりも食欲も減り、免疫力も低下するため、病気になりやすくなります。

また犬によってはシニア犬になり、口臭や体臭がきつくなる場合があるので、歯磨きをしてあげたり、お風呂に入れるなどしてケアしてあげる必要があります。

シニア犬の痴呆症(認知症)

シニア犬になることで高齢化に伴う身体の不調が現れたり、様々な病気をするようになりますが、その中でも飼い主やその家族の負担が大きくなるのが認知症です。

全てのシニア犬が認知症になる訳ではありませんが、高齢になればなるほど発症する確率は高くなります。

また犬種では、柴犬が最も認知症を発症する確率が高いそうです。

認知症の症状には、次のような様々な症状があります。

・徘徊
・夜鳴き
・お漏らし
・餌を食べたすぐ後にまた餌を欲しがる
・ぼーっと一点を見つめる
・飼い主に興味を示さない

これらの症状の中でも。飼い主の負担が大きくなるのが「昼夜逆転による夜鳴き」と「お漏らし」です。

夜鳴きに関しては、飼い主の睡眠不足や鳴き声の騒音によるご近所トラブルに繋がるため、対応を迫られる場合がほとんどです。

またお漏らしに関しては。部屋のトイレではないところで排泄をしてしまうために、その都度掃除をする必要があるため飼い主の負担となります。

夜鳴き、お漏らしへの対応

夜鳴き

夜鳴きの症状には、動物病院から処方される夜鳴き止めの薬が有効です。

全ての犬が服用できる訳ではありませんが、かかりつけの獣医さんと相談の上、服用させることをお勧めします。

また、夜鳴きが近所迷惑にならないように部屋に防音対策を施すなどの対応も夜鳴き対策には有効です。

お漏らし

お漏らしの症状には、犬用オムツを使用することで部屋が汚れることを防ぎ、掃除の手間を省くことができます。

夜鳴きも、お漏らしも飼い主の精神的肉体的ストレスになる場合がありますが、認知症の犬を決して叱らないようにしてください。

叱られることが認知症の犬にとって、とても大きなストレスになってしまい、認知症の進行を早めてしまう可能性があるためです。

まとめ

人もそうですが、認知症になって記憶が消えてしまっても喜怒哀楽の感情は常に持っているそうです。

なのでシニア犬が認知症になってしまい飼い主さんの負担は大きくなるかもしれませんが、愛犬が認知症になってしまってもたくさん話し掛けて、たくさん撫でてあげてください!