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【愛犬の介護】愛犬が認知症で寝たきりになってしまったら?

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動物医療の進歩により、近年になって人間と同様、犬の平均寿命が飛躍的に伸びてきました。

その結果、高齢で認知症になり認知症の症状が悪化した場合、寝たきりの生活を余儀なくされる犬も増えてきているのが現状です。

そこで愛犬が認知症になり、寝たきりになってしまった場合に飼い主が取るべき対応の仕方について解説していきます。

犬の認知症とは?

犬の認知症の症状は人の認知症と同じように、徘徊・お漏らし・空間認知能力の低下・新しいことを覚えられない・昼夜逆転などが挙げられます。

犬の認知症特有の症状としては「寝ない」「夜鳴き」などが挙げられ、介護をする飼い主さんのストレスや、ご近所さんとのトラブルに繋がってしまうこともあるようです。

また認知症が発症した初期はいいのですが、認知症が進み症状が悪化すると最終的に寝たきりになってしまいその結果、飼い主による「全介護」が必要になります。

寝たきりのワンチャンの介護方法

寝たきりになってしまった認知症の犬の介護は、大きく分けて次の4つが挙げられます。

・食事
・排泄
・床ズレの予防
・心のケア

それぞれ細かくみて行きましょう。

食事

認知症で寝たきりになってしまった犬は、自力で餌を食べられなくなる場合がほとんどです。

まだ食欲がありドッグフードを食べられる場合は、口元に餌入れを近づけて食べさせてあげましょう。

もしドッグフードを食べられる状態でなければ、ドッグフードを細かくし、水と混ぜて流動食を作り、スポイトのようなもので直接口の中に流し込んであげると良いようです。

ただ流動食を食べることを嫌がる場合は、食事自体が犬のストレスになってしまうので食べられるようになるまで待ってあげてください。

無理に流し込もうとすると器官に詰まってしまう可能性があるので、無理やり口に入れることは絶対にやめましょう。

排泄

認知症の症状が進行すると、自ら排泄ができなくなる場合があります。

この場合は、排泄しやすいように排泄する体勢にしてあげましょう。

それもでも排泄が難しい場合は、腸や膀胱付近をマッサージしてあげることで排泄できるようになる場合があります。

認知症でも自分で排泄できないことにストレスや戸惑いを感じている場合があるので、あまりにも嫌がる場合は少し時間を置いて様子を見ながら対応してください。

もし、それでも排泄が難しい場合はかかりつけの獣医さんに相談の上、別の対応を検討するようにしてください。

床ズレの予防

寝たきりの場合、寝返りを打つことができず、ずっと同じ体勢でいなければいけないため、定期的に身体の方向を変えてあげてください。

そうすることで血流が悪くなるのを防ぎ、筋肉の細胞が死んでしまうことを防ぐことができます。

また犬が寝ているマットやベッドの汚れは、皮膚病などの病気に繋がる可能性があるため、定期的に掃除し清潔を保つようにしてください。

心のケア

認知症の場合、犬自身はとても戸惑い、不安やストレスを感じることが多いようです。

またストレス自体が認知症の進行を早めるという調査結果もあるため、飼い主による犬の心のケアはとても重要です。

普段から話しかけてあげたり、撫でたりしてあげることで認知症の犬の不安やストレスを軽減してあげましょう。

まとめ

愛犬が寝たきりになってしまった時の飼い主さんの不安や戸惑いは計り知れないものですが、それ以上に愛犬は不安を感じています。

気負いすぎることなく、寝たきりの愛犬にとってベストな介護の仕方を見つけてみてくださいね。