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【どうして認知症になるの?】認知症を種類別にわかりやすく解説!

認知症 どうして

近年の医療の進歩により、世界的に人の寿命は伸びています。

その中でも、突出して平均寿命が長いのが「長寿大国」と呼ばれる日本です。

2019年の政府の調査によると男女ともに未だに平均寿命は伸び続けており、日本社会の高齢化は今も進んでいます。

人生100年時代と呼ばれるようになった今「自分が将来、認知症になるかもしれない。」「身内が認知症になったらどうしよう。」など、認知症に関する人々の関心は以前にも増して高まっているようです。

そこで今回は、認知症について「どうして認知症になるのか?」について認知症の種類別に詳しく解説していきます。

認知症にはどんな種類があるの?

実は、「認知症」と一口に言っても原因や種類は様々です。

主に認知症として知られているのは、4大認知症と呼ばれる次の4つです。

「アルツハイマー型認知症」
「レビー小体型認知症」
「前頭側頭型認知症」
「血管性認知症」

これらの認知症以外にも種類や原因はありますが、今回はこの4つの認知症に絞り、解説していきたいと思います。

アルツハイマー型認知症

4大認知症の中で一般的に最もよく知られているのが、このアルツハイマー型認知症です。

アルツハイマー型認知症は。大脳の記憶を司る部分である海馬が萎縮することで発症する認知症です。

最新の研究の結果、脳の内部にβアミロイドと呼ばれるタンパク質が溜まることで海馬が萎縮し発症すると言われていますが、残念ながらまだはっきりしたことは分かっていないようです。

「文章を読むことが稀であること」や「歯がない」「趣味がない」など生活習慣や生活環境が、アルツハイマー型認知症が発症する危険因子であると指摘する研究結果も出ているようです。

レビー小体型認知症

レビー小体という、タンパク質が大脳皮質に溜まることで発症するのがこのレビー小体型認知症です。

「存在しないものが見える。」という幻視の症状や、本人が認知症である自覚がないことなどが他の認知症の症状との違いです。

これはレビー小体が増え、側頭葉と後頭葉が萎縮するために出る症状であると考えられています。

またパーキンソン病と同じような手足の震え、筋肉の硬直などパーキンソン症状が出るのもこの認知症の特徴です。

レビー小体型認知症は、認知機能が働くときと働かない時が波のように繰り返すため、本人のみならず、周りも認知症であることに気づかない場合が多々あるようです。

前頭側頭型認知症

前頭側頭型認知症は、脳内のタウ蛋白とTDP-43というタンパク質が原因であると言われており、これらが増えることで「前頭葉」や「側頭葉前方」が萎縮し、発症すると言われています。

この認知症もまた、他の認知症と同様に原因の解明まで至っていないようです。

また前頭側頭葉型認知症の中には「ピック病」と呼ばれるピック球という細胞が前頭葉に出現するものがあり、これもまた前頭側頭葉型認知症の一種として認知されています。

血管性認知症

血管性認知症は、脳梗塞や脳出血が原因で発症する認知症です。

血管が破裂したり血流が止まり、脳細胞に行き渡らなくなることで脳細胞の一部の機能が失われ、認知症の様々な症状が出るものです。

この認知症に関しては他の認知症と比べて原因がはっきりしているため、生活習慣や生活環境を変え脳梗塞や脳出血が起こらないようにすることで予防をすることが可能です。

まとめ

以上、4種類の認知症について解説してきました。

解説した通り、残念ながらまだ原因解明まで至っていない認知症が多いのが現状です。

ただ予防する方法や進行を遅らせる薬などはすでに開発されており、また現在進行形で認知症の研究は進められているため、近い将来、認知症の原因の解明に至るかもしれません。

当記事を参考に、何が原因で認知症になるのか参考になりましたら嬉しいです。